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09四文字熟語シリーズ Feed

2009/10/06

栄枯盛衰

091006_15200001 写真は西鉄天神大牟田線の新栄町駅ホームからの写真。

廃車処分になった西鉄タクシーが2台、ナンバープレートを取り外され寂しく停めてあった。

大牟田西鉄タクシー(株)が10月4日に解散された。

理由は、大牟田地区での人口の減少や

経済力の低下により収支状況が悪化し、

今後も改善が見込めないためとのこと。

昔から良く利用しただけに寂しいものがある。

今となっては慣れ親しんだオレンジ色が妙に物悲しい。

2009/04/02

一件落着

先日、会社の同僚と飲んでた時の話。

その店は、もう12時を回り、閉店前。客は我々以外に2組残っていた。

そろそろ、引き上げようかという頃にその騒動は起こった。

男性2人連れのお客さんと店の女将さんが大きな声で話し始めた。

どうやら、2人連れの片方のカバンを、先に帰ったほかの客が

間違って持って帰ったらしい。

後には持って帰られた客(被害者)のカバンに似た

持って帰った客(加害者)のカバンが残っている。

被害者は,女将さんに、その加害者のカバンの中に連絡先等の

手がかりが無いか調べて欲しいという要求をしているようだ。

女将さんは、本当はいけないことだけどね、と言いつつ、ちょっと開けてみたようだ。

そこには、加害者の預金通帳があって常連のYという人の物だとわかった様だが、

常連だけど連絡先はわからないと言う。

そこに、スキンヘッドの店の大将が登場し

”お客のカバンを開けるとは何事だ!”と怒り始める。

女将さんが既に通帳まで見た段階で、今更とも思うが、確かにその通りだ。

大将の言うことは正しい。

そして、その大将、被害者に対して

”今日はどうすることも出来ない、諦めて帰れ”と言う。

おいおい、それは、どんなもんだろうと俺は思ったのであるが・・・・

それを、聞いた被害者は困り顔で、カバンには財布、定期が入っていて、

終電車も終わっていてタクシー代が無いとのこと。

まあ、それは、取りあえず連れから借りるということで何とかなりそうだということに

落ち着くのだが・・・

ただ、自分のカバンが、赤の他人の支配下にある中、今日は諦めて帰れと

いわれても納得いかない様子。

そりゃそうだろう。仮に俺でも納得いかないもんな。

スキンヘッドの店の大将は”カバンは開けられない”の一点張りで、

次第に興奮してきて被害者に対し”貴様”などという不穏当な言葉を使い始める。

早くもスキンヘッドに青筋がたちはじめている。険悪な雰囲気だ。

それに対し、被害者の連れが激高し、大声を出し始める。

店の中は異様な雰囲気に。

我々以外のもう1組の客もじっと固唾を飲んで成り行きを見守っている。

たまりかねて俺が、お節介とは思いつつ口を突っ込む。

俺の論点は以下の通り、

①確かに大将の言うとおり、

 店の人が客のカバンを開けるのはまずい。

②かといって、被害者もこのまま、

 何もせずに帰るわけにもいかない。 やっぱり、不安なのは当然だ。

③そこで、俺の提案はお巡りさんに 立ち会って貰ったら?ということ

ここは、官の公正な立場で立ち会って貰い、

加害者の連絡先を探してもらうのが良かろう。

弁護士だと金は掛かるが、お巡りさんならタダだ。

すると、店の大将が

”こんな時間に警察沙汰は困る”という意外な反応を示す。

別に”警察沙汰という話ではないのだから”

という俺の説得に耳を貸そうとしないばかりか興奮はエスカレート。

極端な警察アレルギー反応を示す。しかも、心なしか目が泳いでいる。

(ははあ、これは、この大将、昔、警察のお世話になった経験があるなと勝手に想像を

逞しくする俺、いかにもスキンヘッドという風貌から判断して、ありそうなことだと)

これに、被害者の連れも再び激高し”その人の言うことは正しい!”

と俺を指差しながら金切り声を上げる。

数分間の水掛け論が続く中、ふと、加害者がおいていったカバンに目をやると

何か皮のタグのようなものが付いているではないか。よく旅行カバンなどにつける

名前と連絡先を2枚合わせの皮の間に挟み込むタイプのヤツ。

大将と被害者の連れが言い合いをしている中、

”そのタグを調べてみたら”と冷静に言う俺。

女将さんがそんな物あったっけというような顔で調べてみるとドンズバリ!

名前と、電話番号がバッチリ書いてあった。

あとは、店の親父が連絡を取り、その人は久留米に住んでいるため今すぐには

持って来れないので明日店に持ってくるという話でチョン

何と人騒がせな

カバンを開けてみる前にタグを調べておけば何てこと無い話。

おかげですっかり酔いが冷めてしまった。

最後は大将と女将さんと被害者と被害者の連れに礼を言われ、

ちょっと大岡裁きでもしたような軽い達成感に浸りながら帰る俺であった。

この間、約30分。出来の悪い、吉本新喜劇のドタバタ騒ぎを見た思いであった。

とは言え、

これにて、一件落着!

あっ、これは遠山の金さんだったか。

2009/01/09

暗中模索

今年に入って、色々な会議、会合へ出席したり、クライアントトップへの挨拶回りをしてきた中で、ほとんど明るい話に接することが無い。
決まって
”あのトヨタがねぇ..”、
”○○会社が危ないらしい”、
”例年より福袋の数が出なかったらしい”、
”内閣の支持率もねぇ”、
”家で鍋が流行っているらしいよ”、
”ガソリンの値段がこうも変動するとはねぇ”
などという会話がなされる。確かに昨年は激動の年、100年に一度の世界同時不況、2008年を漢字で表すと”変”だったようだが、今、その出口が見えてこない。
人間、先行きが不透明だと無性に不安に駆られ、それが消費行動にも反映し、ますます負のスパイラルに落ち込んでいく。まさにその状況だろう。
そんな中で、色んな会社のトップは口々に同じことを口走る。所謂、
”ピンチの時がチャンス”、
”暗いご時世だからせめて元気だけでも出していこう”
的な話だ。
どこか、空々しい虚しさを感じる。
要するに打開策を持ち合わせてないんでしょ?と言いたくなってしまう。
多分、どの会社も、この大きなうねりの中で、なすすべも無く、経費を切り詰めながら状況が好転するのを待つしかないのだろう。まさに暗中模索すら出来ない状況なのかもしれない。困ったもんだ。

P.S.
NHKで大江健三郎氏に「不況時代の生き方」というインタビューをやっていた。
大江健三郎氏によると、こんな時代に必要なのは
他人のことを考える想像力意志の力による楽観主義、そして、人間が起こしたことだから必ず解決できるという心構えであり、必要な姿勢は氏の好きなサイードの言葉をひいて”草木のように伸びる”また、同じくイエーツの言葉をひいて”まっすぐに立つ”ということだと話されていた。
非常に含蓄のある言葉だと思うし大きなヒントを秘めているような気がする。